いよいよリリース!

小林しのさんのアルバムが明日いよいよ発売になります。
詳細や入手方法については、
こちらの記事から!

作品の内容についてはしのさん本人と高口が

Cheer Up!で話させてもらいましたので、
よかったら読んでいただけると嬉しいです。

音源が出来上がったのはもう何年も前で、
2016年の今リリースするのは、個人的にはちょっと複雑な思いもありました。
当初は、リリースしないのかなと心配したりもしていましたが、
時が経つにつれそんな思いも薄れてきたタイミングのことでしたので、
急に持ち上がったこの話には、まずは驚きがありました。

ただ、アレンジやレコーディングをしていた当時のことを思い返してみると、
philiaで毎月のようにイベントを行ったり、オニオンズのアルバムをリリースしたり、
そういった活動が元になって新しい友達が増えたりしていた時期に制作したもので、
当時の勢いをパッケージしたものであることは確かでした。

それから少し自分が周りを見るようになってしまって、
しのさんと同じく、あまり人前に出ることもなくなってきました。
なんとなく、音楽が楽しいものではなくなってきたというか、
誰かと競ったりすることばかりを考えては落ち込んでいました。

そこからオニオンズがライブを再開したり、
昨年にCarawayシマダさんからドラムサポートのオファーをいただいたりするにつれ、
また少しずつ自分が楽しめる環境が整ってきて、頑張ろうと思うようになってきたのが
最近です。
そんな時期にこの話が持ち上がったので、やっぱり嬉しい気持ちの方が大きいです。

しのさんが、音は出来上がってるのにリリースをしたくなくなった気持ちも、
よく分かる気がします。
そして、今になって出そうと思った気持ちも、分かる気がします。

先日のライブの映像を見ました。
歌っているしのさんは、やっぱり素晴らしかったです。
普段は自虐ばかり言ったりみんなに気を使いすぎたりしていますが、
歌っている時は、自分の表現したい世界に入り込んで歌っていて、
やはり只者ではないなと思います。

しのちゃん、アルバム発売おめでとう!
戻ってきてくれて、嬉しいです。
未熟なサウンドプロデューサーですが、世に出てくれて嬉しいです。ありがとう!

とてもいいアルバムですので、ぜひ聴いてみてくださいね。

Kouguchi Daisuke



 

at 20:47, the Sweet Onions, Koguchi Daisuke

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the Sweet Onionsライブ雑感

ライブからもう一週間になりますが、ようやく気持ちが落ち着いてきました。
それくらい濃い一日でしたし、それに費やした準備も含めると、
大きな出来事だったと思います。

オニオンズは、昨年夏のblue badgeイベントと同じ編成でのライブでした。
近藤(Vo.&AG)、高口(Key&Cho)と、サポートにfattsさん(EG)、
及川君(Ba)、中崎さちさん(Dr.)の編成。
とてもいいライブになりました。
オニオンズはGuitar Pop Restaurantに出させてもらうのが
初めてだったのですが、ようやく出ることができて光栄でしたし、
実際に出てみて素晴らしいイベントだなと思いました。
主催の中村君をはじめスタッフの皆様、ありがとうございました。


さて、オニオンズがなぜこのメンバーにサポートしてもらっているかを
書き出すときりがないのですが、ギタリスト然としたギタリストや、
普段ファンクやジャズで叩いているドラマーに参加してもらうことによって、
ポップミュージックが本来持っている、雑多性から来る独自の調和のような
ものを作り上げたいからです。
ベースの及川君は、近藤や高口がやりたいことを汲み取って、
メンバーとサポートの間の橋渡しをするという
重要な役割を担える人として、弾いてもらっています。

今回のライブは、各々が認識している持ち場が、実際にあるべき持ち場と
合致したかなという感触がありました。
それがとても嬉しく、しっかりとお客さんに向けて音楽を演奏することが
できた日だったと思います。

個人的には、コーラスを目一杯できたのが楽しかったです。
あとは、正直なところ、バンマスとして周りのメンバーたちへの
目配りや全体像の把握に気力を注いできたのが
この数年間のライブだったのですが、今
後は自分自身のピアノプレイヤー
としての楽しみにももう一度向きあいたいなと思っています。

Kouguchi Daisuke



写真提供 Guitar Pop Restaurant 中村君
 

at 02:11, the Sweet Onions, Koguchi Daisuke

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ライブ動画

高口です。




7月のライブのリハが始まっています。
前回2012年9月に行ったライブがとても楽しいものだったので、
今回はどうしようかと考えている時間が一番楽しいです。

ところで、そういえば前回のライブ動画を紹介していなかったなと思い、
今さらですがいくつか紹介したいと思います。



まずは、are you happy?という曲です。
この曲はまだ音源化されていませんが、近藤氏がギターと歌で作ったデモから
広げていき、コーラスの多重録音をイメージしながらアレンジした曲です。
おいちゃんとアイディと3人でコーラスを何度も練習しました。
さっちゃんのドラムもかっこいいですね。






次は、ライブの定番曲になっている、春の風愛の影です。
2ndアルバム「Life is Beautiful」の1曲目に収録されています。
fattsさんのギターソロが相変わらず素晴らしいです。






それから、この日のライブの最後にやったfly high。
1stアルバム「pictures」のラストの曲でもあります。
バイオリンとコーラスで曽根弓子さんも参加してくれています。

メンバー紹介は最後にソロ回しのために取っておいたのですが、
客席から「メンバー紹介は?」という声が飛び、近藤氏が「後でするよ」と
なぜかタメ口で返すという場面が面白かったです。
最後の曲なので、みんな熱い演奏です。





こんな感じのライブでした。
今回はまた趣向を変えて、面白いライブにしたいと思います。
前回はカフェに近い場所でしたが、今回はライブハウス。思いっきり音が出せそうで、楽しみです。


at 02:57, the Sweet Onions, Koguchi Daisuke

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Guitra Pop Restaurant

高口です。

4/5のギターポップレストランでのサポート出演、無事終わりました。

ドラムセットに座ってお客さんの前で演奏するのは、おそらく7年くらいぶりのことなので、とても緊張しました。
緊張しすぎて本番前にメンバーから心配されるほどでしたが、本番はいつも通り冷静にできたと思います。
その辺の勘は、鈍ってなかったかな?

今回のイベントは、カジヒデキさんも出演されるイベントということで、お客さんはもちろんのこと、
出演者側にもプレッシャーが何気にかかるものでした。ネオアコ、ギターポップ界では神的存在の方です。
以前に何かのイベントを見ていて隣に背の高い人がいるなと思ったらカジさんだったということがあったのですが、
そのとき以来の遭遇でした。



ライブは、何度やっても、メンバーからOKサインが出てSEが消え、最初の一音を出すまでの一瞬が一番高揚します。
今回は昼の部のトップバッターでしたし、お客さんの盛り上がりも凄くて、興奮しました。

ドラムを叩いていて一番嬉しいのは、お客さんが踊ってくれていたり、リズムを取ってくれているときです。
そういう光景が目に入ると、よっしゃもっと頑張ろうという気持ちになります。

今回のライブを迎えるにあたって、テーマが色々ありました。
ひとつは、脱力。余計な力が抜ければ抜けるほどいい音が鳴るというのは頭では分かっていても、
実際に体験しないとなかなか分かりません。
今回は脱力を実践するのをテーマに練習を重ね、メンバーが録ってくれていたリハ音源を聴いてその効果が
出てきているのを感じられたのが、ライブに良いメンタルで臨めた最大の要因でした。

オニオンズでもキャラウェイでも、演奏時にクリックを流しません。つまり、主となるメンバーの呼吸や勢いが、曲のテンポを決めます。
オニオンズでは近藤さん、キャラウェイではもちろん、シマダさん。
実際にリハをやって出てきた課題が、シマダさんが持って行きたいテンポ感に乗っていくタイミングが遅いということでした。
できれば、最初からトップスピードに乗っていきたい。曲の途中のフィルインなどでも乗り遅れている場面が多かったので、
そこを改善させるのが次のテーマでした。
最終リハではそこもなんとか改善できたので、本番でのプレイ面での不安はほぼなくなった状態でした。

本番前に緊張していたのは、本番ならではの出来事に遭遇したときのことを考えてしまったからです。
スティックを飛ばしてしまったら、曲の構成を間違えてしまったら、などなど。
実際はそういう事態に遭遇せずに済みましたが、やはり目の前にお客さんがいると、「空気」がまるで違います。
その空気に負けずになんとか出番を終えられたのは、事前の個人的課題のクリアができたと思えたからなのかなと思います。
次回ドラムを叩くときがあったら、もっと高い次元で楽しめるような演奏にしていきたいなと思っています。

同じくサポートの及川君とてんちゃんは何度もキャラウェイのサポートをこなしている人達なので、
彼らがしっかり支えてくれているのも心強かったです。


サポートにあたって曲の細かい構成を覚えるためにCarawayの音源を何度も繰り返し聴いていました。
何度聴いても飽きない独特の心地よさや中毒性があって、途中からは、完全にいちリスナーになってしまっていました。
この感触は、オニオンズに入る前に音源を聴いたときの感触と似ていました。
アレンジやコード進行を聴いていても、自分がかつて好きで聴いていた洋楽と共通するものがあって、
ああわかるわかる、こういう音楽、聴いてました聴いてました!と何度もシマダさんに言いたくなりました。

シマダさん自身ドラマーでもあるので、ドラムパートにも細かいこだわりが随所に入っていて、そのニュアンスだけは
絶対に再現したいな、なんて思ったりもしていました。
ハットオープンのタイミングとか、ライドの広がりとか、そこにタムを入れるタイミングとか、フィルのチョイスとか。

ソングライティングをするギターボーカルという意味では近藤さんとも共通する部分が多くて、
おそらく好きな音楽の嗜好も近いところにあって、声質や性格もちょっと似てるところがあったりします。
それゆえに発生する両者の違いを楽しむのも、自分だけにしか味わえないひそかな楽しみでした。
この二人のバックでドラムを叩くという経験ができたのは自分しかいないので。
ですので、オニオンズでライブをすることがあったら、次はドラムで出るのもありかなあ、なんて考えたりもしています。


バックステージでは、three berry icecreamチームの皆さん等いろいろな方と話ができたのも楽しかったです。
長いつきあいの方々と色んな場面で再会できると、ああ続けていてよかったなあ、と思います。


まあとにかく、無事に終われてよかった、楽しかった!というのが正直な感想です。





余談。

本番は、昼の部のトップバッターだったので、午前中の11:30開始。お昼過ぎには自由の身でした。
そこで、昼の部のイベントが終わってからひとっ風呂浴びてこようと、下北沢の銭湯へひとり旅立ちました。
緊張で変な汗をかくのは事前に分かっていたので着替えやタオルなどの準備も万端。
ジェット風呂につかりながら眠りそうになりましたが、最高に気持ちよかったです。
(ライブを見に来てくれていたAidyが自分を探していたらしく、いない理由を聞いて爆笑していたそうですが・・・)


at 02:03, the Sweet Onions, Koguchi Daisuke

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Guitar Pop Restaurant vol.26

 お久しぶりです。高口です。
最近は、the Bookmarcsのライブを見に行ったり、Ricaropeさんの鍵盤のレコーディングを手伝ったりという日々を送っています。


そしてなんと、the Carawayのライブに、ドラムサポートで入ることになりました。

〜Spring Party 2015〜

2015年4月5日(日) @下北沢THREE
昼の部:OPEN 11:00/START 11:30
夜の部:OPEN 17:50/START 18:20

こちらの昼の部に出演します。
昼の部には、the Carawayの他に、

・chocolare
・Three Berry Icecream with brent(The Fairways/Clay Hips)
・カジヒデキ

が出演とのことで、ギターポップレストラン史上でも最も豪華といってもいいラインナップで、とても楽しみです。



ギターポップレストランにはhumming parlourのサポートで何度か出させてもらっているのですが、何度出ても緊張するものです。

実は前にも一度、the Carawayのドラムを叩かないかとシマダさんからお話をいただいたことがあり、その時は残念ながら実現しなかったので、個人的には密かに夢見ていたことが実現できて、嬉しいです。


ちなみに、キャラウェイのドラムの前任は、Aidy。
彼とは因縁の間柄といってもいいくらい色々なところで交差しています。

まず、humming parlourのサポートで自分がドラムを叩いていた後任が、彼です。
後から本人に聞いたところによると、当初は、自分が叩いていた頃のリハ録音を聴いて完コピしたと言っていました。その話を聞いてとても嬉しかったです。
彼には当時からそういう律儀なところがあって、時が経つにつれどんどん腕を上げてきました。

2012年には、ストロボカフェで行われたオニオンズのライブにパーカッショニストとして彼に参加してもらい、素晴らしい演奏をしてくれました。
その頃から彼は色んなバンドから引っ張りだこになり、the Carawayのドラマーとしても活躍。今はちょっと音楽活動をお休みするということで、後任に自分が入らせてもらうことになりました。
今度は、自分がAidyのプレイを聴かないといけない立場です。
頑張ります。

リハはまだこれからなのですが、キャラウェイの音源を聴いていると、90年代後半〜00年代前半の日本のギターポップシーンの空気を思い出します。
同じような音楽を好きで青春を過ごしてきた人がこんなにたくさんいるんだと、ライブイベントに出るたびに新たな出会いがあったな、とか。
そして、そんな音楽が現在進行形で進んでいることが、嬉しいです。


at 22:16, the Sweet Onions, Koguchi Daisuke

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雑記


相変わらず、ピアノを弾いています。そろそろ調律をお願いしなきゃ。

いつも行く楽器屋さんの楽譜コーナーでジャズスタンダード集のようなものを買ってきては、弾いています。
最近のお気に入りは、「煙が目にしみる」と「as time goes by」です。

前回1月にブログを更新したときにはジャズピアノの入り口に入ったくらいの状態でしたが、
最近は少しずつ、ジャズって楽しいなあと思えるようになってきました。
譜面とは全然違うタイム感で弾いてみたり、装飾音をつけてみたり。
ただ、思ったほど上達しないなあ、とも思っていました。

そんな中、あるイベントの打ち上げでジャズベースをやられている方と話す機会がありました。
その人に、自分が今どんなことを考えてピアノを弾いてるかを話したら、
「セッションした方が早いっすよ」
と言われました。

うすうす勘付いてはいたことだったので、やはり、という思いでした。
教科書を読んで単語を覚えるよりもネイティブと話した方がずっと早い、語学の勉強と同じです。
かっこいいコードを覚えるよりも、普通のコードでもかっこいい間で入ることのほうがよっぽど大事だな、と。

分かってはいたけど、避けていました。
まだジャズピアノのイロハも分からないうちにとあるセッションに参加して、ほとんど自分のプレイができずに引き下がってしまった苦い経験があるので。
今なら多少の武器を持って臨めるので、楽しめるのではないかと思っています。

ピアノに向かっていると、色々な雑念が吹き飛びます。
日々生きていると思い悩んだり行き詰ったりすることもありますが、ピアノを弾いている時間だけは、ただその楽しみに没頭できるのが好きです。

先日、ピアノが弾ける友人と一緒にピアノで遊びました。
言葉での会話ではなく、音での会話が少しできたような気がしました。
音楽を通して心が癒されたり人と交流できたりすることが、音楽の一番いいところだと思います。
楽器屋さんで弾いていたら外国人から声をかけられ、あれを弾けこれを弾けと言われたこともありました。
接点がないと思われた人と、音楽の話をきっかけに仲が良くなることもあります。
そういう時間を過ごすたび、音楽っていいなあと思います。

5月の新緑は、今まさに緑が茂りました!という瑞々しさが感じられて、好きです。


KCDK



at 23:46, the Sweet Onions, Koguchi Daisuke

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ジミヘンコード

ごぶさたしています。

最近は、一人でピアノと向き合う日々です。

楽器演奏といえばほぼクラシックピアノばかりで少年期を過ごしてきた自分にとって、最初に非クラシックの世界と触れたのはなんだろう、と思い返します。
中学になるころにこっそり聞いていた深夜ラジオから流れるロックやポップス、高校時代に軽音楽部でやった色んなバンドのカバー。
それらももちろん大きな出会いではあったのですが、音楽的な意味での最初の出会いは、大学に入りたてのころに知った「ジミヘンコード」だったのではないかと思います。

ジミヘンコードとは、たとえばEだと「ミソ♯レソ」という和音。(上のソはナチュラル)
普通のソとソ♯が同居している和音を初めてギターで弾いたとき、その響きの薄汚さに驚きました。
ゴミ一つ落ちていない美しい街並みしか知らなかった人が、NYのブロンクスに迷い込んだような感覚といえばいいのでしょうか。ブロンクスには行ったことがありませんが。
薄汚いと感じたと同時に、なんてかっこいい響きなんだ、と思ったことを今でも覚えています。

もう一点は、リズムのとり方。
ピアノを習っていると、メトロノームを使っての練習をします。その際に、メトロノームの拍のとり方は
「カチカチカチカチ」と鳴るのと同じタイミングで「1234」ととっていきます。
しかし、ジャズに端を発するブラックミュージックなどでは、「カチ」の間で「1」が入ります。「ワンカチ、ツーカチ、スリーカチ、フォーカチ」という要領です。
裏で拍をとっていくことにより、リズムがどんどん前に転がっていく感覚といいますか、クラシックの落ち着いた優雅なノリとは真逆のノリが生まれます。

ジミヘンコードのように隣り合う半音同士をぶつけることによって濁る和音、そして裏で拍をとっていくことによるバネのようなリズム。
最近、近年にないくらい密にジャズピアノを練習しているのですが、この2点が、モーツァルトなどに馴染んだクラシックピアノ育ちのピアノ弾きを悩ませます。
これまでは、軸足は完全にクラシック側でした。左手で「ドシ」という和音を押さえたことはほとんどありません。
実際にジャズのスタンダードを弾いていたりしても、無意識のうちにリズムのとり方などがクラシック側のアプローチに戻ってしまいます。

しかし、この二者のギャップを自在に行き来できるようになると、基本的には怖いものはなにもなくなるなと思い、日々ピアノに向かっています。
どちらに軸足を置いてもある程度対応できるようになる、それが今の目標です。
その分、テクニカル的な部分のスキルアップが多少おろそかになりますが、それよりも今は自分の間口を広げる方が楽しいと思っています。

こう思うようになったきっかけはいくつかありますが、オニオンズの活動を続けていく中で内心ずっとそれがコンプレックスだったというのが一番の理由かもしれません。
「それっぽくはできてるんだけどなーんかかっこよくないんだよな」こういう感覚を持ったまま活動を続けるのは難しい。
レコーディング時にはひとつひとつ音を探しながら作っていく、簡単な調で作った和音をコンピュータ上で自動で移調させるという手法が取れますが、
ライブなどではそれができません。何よりも、自分の身についていません。

オニオンズを離れたときの音楽活動にもそのコンプレックスが及んできて、これはいよいよまずいということになって、ジャズピアノに取り組んでいます。
とはいっても、義務感や悲壮感を持って音楽をやるのも本末転倒なので、楽しく弾けそうなジャズのスタンダードがたくさん載っている本を買ってきて、それを実際に弾いて楽しみながら、なるほどこういう流れの時にこういう経過を辿るとかっこいいんだな、と感じながら覚えていく方法をとっています。
そうすると、前に自分が見よう見まねで作った和音が、あながち間違いでもなかったんだということの確認もできて、それが嬉しかったりもします。

あとは、ピアノを習っていた人ならできる人の多い調音が自分もできますので、流れている音楽で何の音が鳴っているのかを解析するのは難しくありません。
ただ、そこで複雑な和音が鳴っているとき、トップノートとルート音は取れても、その間の音がどうしても取れないということがあります。
これが日常生活においてストレスで、ジャズの流れるラーメン屋などにはあまり入りたくありません。(「ジャズが流れるようなラーメン屋」そのものが苦手という側面もありますが)
しかし、そこである程度自分が経験を積めば、流れている複雑な和音を頭の中だけで分解することができるのではないかという期待もあります。

これから悩むであろうことは、調の移動です。
Cのときには弾けていたコードが他の調になったときに瞬時に押さえることができるか、そこについてはまだ着手していません。
クラシックピアノでは時たま遊びでそのようなことをやっていたことがあるので、ジャズピアノにおいてもそういう訓練が徐々にできていけばいいかなと思います。

「ジャズは自由なんだよ」という言葉をよく聞きます。
しかしその自由とは、人間の社会生活における自由と同じで、ある一定のルールに則った上で許される自由です。
自由とはいいつつも、暗黙の了解でNOとなっているものもたくさんあります。(これも世の中のルールと同じですね)
そういったルールや匙加減を知るためにも、今やっている勉強は色々と知ることがあり、楽しいです。



at 15:36, the Sweet Onions, Koguchi Daisuke

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